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Q & A

空調システムに関する、よくあるご質問にお応えします

Q. デシカントとはどういう意味ですか?
desiccant:除湿剤を意味する言葉です。アースクリーン東北のデシカント空調機では、冷凍機や冷水を用いる従来型の空調システムと違い、除湿剤を含浸した除湿ローターにより空気中の水分を吸わせて直接除去する方式をとっています。
Q. 除湿剤には、どんなものがあるのですか?
乾式ではシリカゲル(食品の乾燥剤に広く使われています)やゼオライトがあります。
湿式には塩化リチウムがあります。
Q. CMHとは、何ですか?
Cubic Meter per Hour(m3/h)の頭文字をとったもの。1時間内に何立方メートルの空気を送ることができるか、つまりは風量を表す単位のことです。アースクリーン東北のデシカント空調機では、最小1,000m3/hから最大70,000m3/h(特注品)までの風量をもつモデルがラインナップされています。
Q. 絶対湿度と相対湿度について教えてください。
絶対湿度とは乾燥空気1kg中にふくまれる水蒸気量をgもしくはkgで示したものです。それに対して、相対湿度は空気中の水蒸気量が飽和状態(水蒸気の状態で存在できる量が最大になった時)に比べ、どの程度水蒸気が含まれているかをパーセントで表したものです。 空気は温度により体積が変わる(温度が下がれば収縮されて液体の水となる)ため、同時にこの相対湿度も変わってきます。
空調で重要になってくるのは前者の絶対湿度です。従来の空調システムでは、過冷却により相対湿度を100%以上に上げて空気中の水分を排出し絶対湿度を下げ、その後適正な温度まで再加熱いていました。そのために無駄なエネルギーを必要としていましたが、デシカント空調では、吸着させて空気中の水分を直接除去するため、過冷却・再加熱する必要なく適切な絶対湿度と温度が得られるようになりました。
Q. 顕熱と潜熱の意味と違いについて教えてください。
温度の上昇、下降に伴って出入りする熱のことを顕熱と言います。照明器具や電動機からの発熱など、温度計で測れる熱はこれに当たります。潜熱は物体が融解・気化のときに吸収し、凝固・凝縮のときに出す熱のことで、湯沸かし器やガス器具または人間からの発熱など、湿分を含んだ熱がこれに当たります。デシカント空調システムは、顕熱交換ローターと除湿ローターの2つのローターで温度(顕熱)と湿度(潜熱)を分離制御するため極めて高いエネルギー効率を発揮します。
Q. 空気調和(空調) とは何ですか?
室内の温度や湿度、換気といったものをその使用目的に合わせて総合的に調整、維持するということを言います。 室内における快適さを得るために欠かせないものなのです。
Q. 光触媒とは何ですか?
光(紫外線)を当てることにより、反応を促進する物質のことです。植物の葉緑素も光触媒のひとつで、光を受けて二酸化炭素と水を化学反応させてデンプンと酸素にしています(光合成)。アースクリーン東北のハイエアシスでは、柱状結晶集合体で比表面積が大きい高活性角柱状酸化チタン光触媒を使用しています。光が当たると、その表面で強い酸化力が生じ、空気をきれいにしたり細菌などの有害物質を除去するといった作用が起こります。

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